子猫へのワクチン接種、時期、回数、種類、費用について
子猫を保護した際、子猫へのワクチン接種が推奨されています。この記事では、どのタイミングで接種するか、またどういった種類のワクチンがあるか、値段について、実際に通院した経験をもとに子猫へのワクチン接種について書いていきます。
現在、ミルクのお世話をしている猫ちゃんと住んでいる方は、
是非ご一読ください。
ワクチンは打つ必要があるのか
一般的には、室内飼いの猫であっても、ワクチン接種は必要とされています。
なぜなら、母猫の初乳(生まれた子猫が初めて飲む母乳で、抗体が含まれる)の効果は2ヶ月くらいしか持たず、以降は抵抗力が低下して病気になることがあるからです。
人間と同じですね。
野良猫はワクチンなんか接種しなくても生きているじゃないか!
そう思われる方もいらっしゃると思います。
私もそうでした。
猫は多いと5〜6匹くらい産みます。全員が生き残るかといえば、そうではありません。
強い子だけが残り、成猫になっていきます。
今、あなたが保護した子猫は、これから20年くらい、あなたと共に暮らしていきます。
その20年守っていく!と決意したのに、ワクチンを打たなかったがために病気になって亡くなるなんてことがあったら、ちょっとやってられないな、と思われるのではないでしょうか。
定期的な接種が勧められますが、最初だけでもいい。
子猫の時の最初の時だけでも。
しかし、それも運命、と覚悟の上で野生の生命力に託すもの一つです。
あなたの方針、決断にお任せするところです。
接種のタイミング
ワクチン接種のタイミングは、生後7〜8週頃に1回目、その3週間後に2回目となっています。
なので、2ヶ月過ぎた頃に一回目を、といった感じです。
ワクチンの種類と値段
ワクチンは、1種(1つの疾病のみ有効)から混合(複数の疾病に有効)のも等、各社色々あります。
どれを摂取すれば良いかは、
だそうです。
外に出る子は、やはり家のみの子に比べると色々もらってきやすいので、5種以上のものをおすすめされます。
今後どのような環境で過ごさせるかによって、どのワクチンが良いかは獣医の先生にご相談されるのが良いです。
値段は動物病院によって違ってくるのですが、
おおよそ3種で4000円前後、5種で6000円前後のようです。
ちなみに、うちの子は、当時、室内だけ!と思い3種にしました。
3890円/回でした。
まとめ
ワクチン接種について、接種時期、種類や値段について書いてみました。
母乳の免疫が切れてくる生後2ヶ月くらいの時期を迎える猫ちゃんは、ワクチンをどうするかのタイミングです。
今後の教育方針や、獣医の先生と相談しながらどのようにしていくか、検討の一助になれば幸いです。