
子猫の排泄(母猫の代わりにおしっことうんちの補助をしてあげよう)
生後間もない子猫は、自力で排泄ができないそうです。
なので、人間が陰部を刺激してあげることで排泄を促してあげる必要があります。
この記事では、生後約2週間の子猫を保護した時の経験を元に、子猫の排泄の方法について書いていきます。
トイレの教え方については、こちら

子猫は自主排泄ができない
子猫は、生後21日くらいまでは自力で排泄ができないそうです。
母猫は子猫の陰部を舐めて刺激することで子猫の排泄を促します。
母親の代わりに、私たちが排泄の手助けをしてあげる必要があります。
排泄介助の方法
母猫は、おおかた子猫が仰向けに寝転んでいる時に排泄させています。
昔飼ってた親猫が子の世話をするのを見ていましたが、そんな感じでした。
なので、
おしっこは刺激するとほぼ必ず出ます。
おしっこと合わせてうんちもすること上がります。
<注意点>
・ティッシュは多めで。
→おしっこの量、結構出る時があります。ティッシュの枚数も必要になるので、多めのティッシュを準備
・力を入れすぎない
→デリケートな部分です。優しく刺激してあげてください。
排泄させる頻度
食事の前後、どちらかのタイミングで。
排泄した後の方がミルクの飲みが良いという情報もありました。
生後21日くらいになってくると、自力でトイレで排泄ができるようになります。
それまでは、お母さんの代わりに排泄させてあげてください。

便秘や下痢の時
毎日体重と排泄の有無について記録をしていくと、
「あれ、うんちでてないな」
「下痢が続いてるな」
と気づけます。体重を記録するとともに、排泄の状況も記録しておくと、病院で受診する時に先生に状況を説明しやすいと思います。
↑項目を追加したりして、ご自由にお使いください。
<便秘の時>
うんちが数日出ていないと、お腹もパンパンになってきます。
対処方法としては、
以上をやってみても、便秘が続く場合は、病院へ連れて行ってあげてください。
保護した当時、子猫が便秘になり上記の通りやってみたのですが、私の場合は両方とも功を奏しませんでした。
なので、病院へGo!です。
病院で処置(おそらく下剤をつけた綿棒をお尻にさす)をしてもらい、数日溜まったべんがモリモリ出てきて、驚いたのを今でも覚えています。
※綿棒の処置は病院で獣医の先生に施していただくものです。決してご自分の判断で綿棒を突っ込むことはしないでください。腸壁を傷つけたり、ひどいと裂孔させてしまう場合があります。

<下痢の時>
下痢になる原因としては以下のものが考えられます。
毎回下痢が続くと、肛門がただれてきたりして可哀想なことになります。
ミルクの水分量がちゃんとできているか確認して、体が冷えないように対処してあげても下痢が続く場合は、即病院へ。
私の経験したことでは、当時保護した子は、1週間ほど下痢が続き、これはもういかん!ということで病院へ連れていきました。
ミルクの水分量だったのかかんせんだったのか原因は分かりませんでしたが、抗生物質と整腸剤を混ぜた粉薬を処方していただき、回復しました。
まとめ
以上が、小さくて自力で排泄ができない子猫の排泄のやり方となります。
・子猫は自主排泄ができないー補助してあげて
・排泄介助の方法ーティッシュでちょんちょん
・排泄させる頻度ー食事の前後
生後何日目の子猫を保護したによりますが、21日目頃には自分で排泄をし始めます。
当時は、とても長い期間やっていたように思いますが、思えば2週間くらいしか排泄の補助はしていなかったのです。
もし、この記事を読まれているあなたが初めて子猫を保護しお世話をしてあげるということであれば、いつまでやるのー?!と長い道のりのように感じるかもしれません。
が、思えばたった2週間だったか、と(当時の私はそうは思いませんでしたが(笑))。
お母さんの代わりはあなただけです。
大丈夫です。
やれますよ!