【敵を知る】ついに第三形態(サナギ)に変態!
こんにちは、あやコマです。
さて、以前より「敵を知る」シリーズとしてノミの一生の観察を行ってきました。
前回は、孵化して幼虫になるところまで観察できたのですが、途中で枯れてしまい、幼虫のまま死んでしまいました。
その前回の失敗を踏まえ、成虫まで観察できるように改善して、再度サンプルを採取し観察をはじめました。
すると、今回、サナギに変態した姿を確認することができました!
まずは、動画でご覧ください。
飼育の改善点
前回、幼虫が枯れてしまったのは、おそらく餌不足が原因だったと思われます。
なので今回は、ノミ採取の際にノミ糞を以前より多く採取し、カプセルの中に餌となるノミ糞を多く投入しました。
前回実験した時よりも気温が高かったので、孵化は容易に、かつ、以前よりも多くの卵が孵化しました。
いっぱい孵化するので、マジ勘弁、というのが本音です。
うじゃうじゃ、見た目に良いものではありませんw
卵採取のために捕まえたノミが、予想よりも多くの卵を産んだので、ちょっと餌が足りなくなってしまうカプセルもありました。
しかし、やはり餌となるノミ糞を以前よりも多く投入していたことが、サナギへの変態に功を奏したようです。
サナギの様子
幼虫からサナギになりたてのものは、真っ白のゴマ粒大で、これ、ノミなのかな?と見た目では全然わかりません。
しかし、時間が経つにつれて、白いゴマ粒が徐々に茶色に変化していき、足や頭、器官等が徐々にわかるようになってきます。
今後について
別容器に移してサナギのみの観察を行っています。
成虫になり、飛んで逃げないように注意して観察を行っていこうと思います!
この観察実験は、愛猫と人間が、一緒に心地よく過ごせる環境にするために、ノミの生態を知ることでノミからの攻撃を回避したり、予防する知識の一部となればと思い飼育実験をやってみています。
実際に、ノミの卵の孵化率の高さに驚くとともに、餌となるようなものがなければ、当たり前ですが死滅することがわかりました。
このことから、私自身は、こまめな部屋の掃除の大切さ、猫達へのノミ落とし薬の投与の大切さを思い知りました。
ノミでお困りの方にとって参考になれば幸いです。