子猫が一人でトイレをするまでに必要な準備と教え方
生後21日くらいになってきたら、自分でトイレができるようになってきます。
そのくらいの時期になってきたら、子猫のためにトイレを用意してあげましょう。
この記事では、1匹を前提として(多頭飼いではない)、子猫が自分でトイレをする方法と必要なものについて書いていきます。
生後2週間の子猫を保護した記憶を遡り、当時子猫にトイレを覚えさせるためにやったことを共有したいと思います。
トイレの準備
猫は、砂の上で排泄する習慣が遺伝子レベルで組み込まれているそうです。
私の場合も、結構簡単に覚えてくれて、この子は天才か!wと親バカに思ったものです。
それでは、設置場所や砂について。
場所
→部屋の隅っこ等、人間の行き来のない静かなところ。
→ご飯の場所から遠いところ
これは、人間も同じですね。
トイレについて
→子猫が入りやすように入り口の敷居が低いもの。
いずれ大きくなっても使うものだから、大人の猫になっても使えるものを、と思うかもしれませんが、大人用の猫トイレは高さがあります。
大人になると砂をシャッシャと掘ったりかけたりするときに撒き散らすので、囲いがあったり、ちょっと高さがあるものがほとんどです。
子猫用のトイレももちろん販売していますが、正直、あっという間に大きくなります。
小さい時の間は、段ボールにナイロンを敷いて、敷居の低い子猫用のトイレを作ってあげるのもいいかな、と思います。
汚れたらまた段ボールで作り直して取り替えることもできますし、清潔に保てます。
大きさ
→子猫が余裕ではいるくらいで、A4用紙の気持ち大きめくらいあれば大丈夫
小さいとはみ出て用を足してしまったり、居心地が悪いかもしれません。
猫砂
→猫砂には粒の大きさ、素材の種類がいろいろある
砂によっては、猫が気に入らずそこでトイレをしてくれなくなることもあるので、いろいろ試してみて、猫と人間どちらにも良いものを選んでみてください。
→粒の大きさ
粒の大きさについては、
大きい粒:肉球の間に入りにくく、ガシガシ穴を掘られて散らばっても片付けがしやすい
小さい粒:よく固まるものが多い。肉球の間に挟まって、どこか遠くで落っこちていることがよくある。
素材によって、可燃、不燃ゴミになるものがあります。お住まいの自治体のルールに則って処理を。
また、トイレに流せるものもあります。
猫砂は、素材によって、重たいです。持って帰るのが結構大変なこともあります。
私の場合は、消耗品なので、まずは
「値段の安いもの」
「ちゃんと固まるもの」
この2点がカバーできていればOKとしています。
固まる、という表記は大体どれもあるのですが、そうでもなくてバラバラになってしまうものもあります。
固まってくれるのは、結構重要なポイントになります。
掃除の時に楽ですからね。
この条件に合うもので、現在使用しているのは、コーナンが出しているブランドの猫砂を使用しています。
多分、これが一番安いw。
ただ、砂粒が小さいので散らばりますが、ちゃんとよく固まるので満足しています。
筋トレと称して、頑張って持って帰っていますw。
結論としては、猫が気に入ってくれるかどうかです。
参考までに猫砂の一例のリンクを貼っておきます。
<粒小さめ>
<粒大きめ>
実際にトイレをさせてみる
親猫や兄弟猫をみて、トイレを真似する模倣学習が自然なことのようですが、そんな猫が周りにいない場合は教えるしかありません。
・トイレサイン
床をクンクン嗅ぐ
お尻をムズムズさせる
床を引っ掻く
という行動に出るらしいです。
私はわかりませんでした(汗)
なので、これまでにトイレをさせるタイミングで砂のところに連れていき、私が砂をかいて穴をほる仕草をして、「ここがトイレだよ」と言って聞かせました。
あと、子猫の手を持って、砂を掘るようにさせてみて、「こうやって掘るんだよ〜」とやってるうちに一人でトイレができるようになっていました!
☆できたら褒める☆
種も違えば、言葉も通じているかわかりませんが、猫は気持ちを汲み取ります。
トイレができたら思いっきり褒めてあげてください!
トイレを覚えさせるときにやってはいけないこと
・しかる
→漏らしたり、別のところで粗相してしまったとしても怒らない。
排泄すると怒られる設定がされてしまい、以降、別のところでトイレをしたりしてしまうようになるそうです。
これも人間と同じですね。
まとめ
子猫に一人でトイレをさせるまでに必要な準備と教え方についてでした。
もし、一人でトイレができるようになると、1日にどれだけ排泄したか、便は正常か、など健康状態も確認することができます。
あなたの猫ちゃんが無事トイレができるようになるよう、健闘を祈っています!