こんにちは、あやコマです。
さて、初めて保護した子猫を育てる際、ミルクの量や頻度などがわからないことが多いと思います。この記事では、子猫に与えるミルクの量と頻度、日齢ごとの体重について、そして、私が猫を保護した時に動物病院の先生から教わったことを踏まえ紹介します。
下記に成長の記録用のスプレッドシートのリンクを置いていますので、是非ご活用ください!
子猫の日齢別体重目安とミルクの量
日齢ごとのミルク量と体重の目安は以下の通りです。
私の場合、生後2週間くらいで保護し、当時先生からは1日4回(朝、昼、夕、寝る前)で良いとアドバイスいただきました。
参照:ねこのきもちWEB MAGAZINE「乳飲み子猫を迎えたら」より(https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=11726 )
ミルクの作り方については、別に書いていますので、こちらの記事をご参照ください。
また、当時、私は受診した動物病院の先生から成長の目安となるデータをいただきました。
そのデータは、先生の小学生のお子さんの夏休みの自由研究で、保護した子猫の観察記録でした。論文形式になっており、猫の育成について写真も交えて、エクセルの観察データが資料として添えられているものでした。小学生がエクセルを使う時代になったか、と感心したものです(笑)。
そのデータは、初めて保護して、何をして良いかわからず泣いてばかりいた私の背中をさすってくれるような、素晴らしい物でした。
当時の私は、そのまとめデータをみて、無事、成猫まで育てることができました。
当時、いただいた紙のデータは、溢れたミルクや猫のおしっこ、下痢がついてしまい捨ててしまいましたが(笑)、記憶をたどり、他のサイトを参考にさせていただき、子猫の成長記録用のエクセルシートを作成しました。
体重とミルクの目安、観察ポイントを記載した記録シートになっており、必要の応じて項目等増やしてお使いください。
スプレッドシートはこちら
ミルクの量の目安も記載していますが、こんなに飲むの?!というくらい、飲むときは飲みます。
お腹がパンパンで大丈夫か!?、と思うくらい飲む時もあります。当時、先生に相談したら欲しがる分までは飲ませてあげていいよ、とご助言いただきました。
体重は毎日測る
体重は、育成の目安となり、毎日測ります。
えー?!測らないといけないの?はかり持ってないよー!と、当時の私は思いましたが、結果、測っておいてよかったです。
日々成長していくのが実感できますし、下痢したりすると体重が減ります。
健康状態の確認に体重は役に立ちますので、毎日測りましょう。
<注意すること>
食事の前後で体重が変わるので、測る時間は決めておきましょう。
朝イチ測る、とか。
使用するのは1ヶ月程度ですが、以降は料理の分量だったり、封筒の重さを測ったり(笑)色々使えますので、一家に一台あると便利です。
小さい時から育てるからこその観察ポイント
成長の過程で、体の特徴から大体何歳かを知ることができます。
各部位での年齢別の特徴をみてみましょう。
・目
→開く:生後10〜14日
・耳
→2週目くらいは、耳が前傾(垂れてる)。3週目くらいで成猫みたいに耳が立ってくる。
・歯
→約3週目くらいから乳歯が生えてくる。
→2ヶ月くらいの頃に永久歯が生えてくる。
保護した猫の目が開いていなければ相当生まれて間もないことが分かります。
ただ、目ヤニで瞼が固まっているだけかもしれないので、体重がどのくらいかも踏まえて何歳くらいかを判断することができるでしょう。
また、耳ですが、スコティッシュフォールドのように大人になってもずっと耳が垂れている品種もありますが、生まれたての子猫は耳が垂れ耳になっています。
成長するにつれて耳が立ってくる、と当時、先生が教えてくださいました。
そして、歯ですが、いつの間にか生えています。じゃれている時に手や指を噛んでくる時に気づくでしょう。生えてくる歯がかゆいのか、ガブガブする機会も増えてくると思います。
ちょっと先になりますが、猫も哺乳類で、人間と同じく乳歯は永久歯に生え変わります。
大体2ヶ月くらいで生え変わりの時期がありますので、是非、観察してみてください。
写真は、愛猫のコマの犬歯が生え変わる時のものです。
まとめ
子猫の成長度合いでのミルクの量や頻度、特徴、体重を毎日測る重要性について書いてきました。
毎日の授乳は大変かと思いますが、小さい時期はあっという間です。
成長過程の一助としてこの記事が役に立つと幸いです。
スプレッドシートは、成長の観察と記録に大変便利なので、是非ともご活用ください。