猫がふみふみする理由、状況、意味【ふみふみされる為にやることは2つ】
こんにちは、あやコマです。
寒いこの時期になると、猫たちは自然と側に寄って来てくれることが多くなります。
その際に、前足でふみふみして来ることもあります。
小さい頃の名残だそうですが、ふみふみしてくる時の猫の気持ち、どんな時にふみふみするのかについて紹介します。
猫と一緒に住んでいて、ふみふみしてくれないな、と思っている方にとって参考になれば幸いです。
猫がふみふみする理由
猫がふみふみする理由は、小さい時の名残だそうです。
お乳を飲む際に、お乳を押すと母乳の出がよくなることを本能で知っているのです。
体の仕組みとして、人間もそうですが、出産後、乳首の吸引刺激によって、母乳分泌の役目があるオキシトシンというホルモンが出て、母乳が出るようになります。
子猫は、乳首の吸引刺激に併せて、乳房を押すことでさらに母乳の出がよくなることを知っているのです。
本能ってすごいですね。
子猫の時にふみふみするのはもちろんなのですが、成猫になっても、柔らかい毛布の上やぷよぷよするお腹(笑)の上に乗ったら、ふみふみし始めます。
それは、柔らかいお母さんのお腹を思い出し、安心しているからだと思われます。
猫がふみふみする状況
猫がふみふみする状況は、「柔らかいところ」かつ「安心できるところ」です。
この2つの状況が揃えば、確実にふみふみします。
あまりにリラックスして、ふみふみする前に眠ってしまうこともあるかもしれませんが(笑)。
どんなに喧嘩の強いボス猫もふみふみする
うちに来ているオスの野良猫は、最初全然慣れてなくて、近寄りも触れもしませんでした。
しかし、ご飯を食べにくるようになり、私が危害を加える存在ではないことを認識するようになり、触らせるくらいまで仲良くなりました。
それから、時間が経つにつれて、ますます仲良くなり、今では私の布団の上で「俺の布団!」と言わんばかりに陣取っています。
プライド高そうで、いつも気を張っているオスの野良猫でも、布団の上ならふみふみ不可避でしょ、と期待したのですが。
柔らかい布団の上にいるにもかかわらず、その子は全然ふみふみしませんでした。
まだ警戒感が強かったのだと思います。
なぜなら、グルグル喉を鳴らさないからです。
しかし、もうしばらく経つと、警戒感が解けてきて喉を鳴らし始めました。
「これは良い兆候」
だいぶ打ち解けてきたのですが、まだ、なかなかふみふみしません。
そして、大丈夫だよー、安心しろー(笑)と撫でて約1ヶ月くらいした時。
ようやくそのボス猫がふみふみするようになりました!
もう完全に仲良しです(笑)。
反射的にふみふみしてしまう猫も多いと思いますが、うちに来ているボス猫のように、安心感が無いととそうも行かないようです。
ふみふみの意味:仲良しの証
上述のように、「安心」や「信頼」があるからこそのふみふみです。
人間にふみふみするということは、人間に心開いている状態です。仲良しの証です。
ふみふみをしなくても、あなたの膝の上、布団の上で寝ることも同様です。
一切近付いてくれない!ということであれば、安心や信頼が感じられないということです。
しかし、それは時間をかけて解決することができます(上述)。
人間同様、猫と人間との相性もあるかもしれませんが、大好きという気持ちと大切にされる信頼感を感じることが出来たら、安心しかありません。
言葉は通じないかもしれませんが、気持ちは共通言語です。
きっと気持ちを通わせることが出来る日は来ます。
まとめ
猫のふみふみする理由、ふみふみする状況、ふみふみの意味について説明してきました。
自分にふみふみしてくれない、と嘆く必要はありません。
これからふみふみするような状況を作れば良いのですから。
参考になれば、幸いです。
それでは!
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