野良猫KJの怪我。傷が塞がり中で膿んで腕が腫れた例
こんにちは、あやコマです。
さて、うちに来ている野良猫のKJ。
左手がパンパンに腫れて、地面に着くと痛いので、けんけんで歩いていました。
手の周辺をできる限り傷がないか確認したのですが、カサブタや傷らしきものは見つからず。
骨にヒビが入ったのか、または、捻挫か?
縄張り争いで、日々の抗争が絶えないKJ。
目に見える傷があると、消毒したり、薬を塗ってあげることはできるのですが、ただ腫れていると何もしてあげられない。
その時の様子の動画は↓
かかりつけ医に相談
ちょうどレボリューションの効果が切れてきたので、処方してもらいに動物病院へ行こうと思っていたタイミングでした。
KJは、神出鬼没で、ご飯を食べに来る日もあれば、3日くらい来ない日もあります。
できれば病院に連れて行きたい気持ちでいっぱい(歯も悪いし、口臭がする)なのですが、日中家にくることが少ないので、連れて行くのは、ちょっと検討。
取り急ぎ、レボリューションを処方してもらうついでに、先生にKJの様子の動画(↑の一部)をみてもらいました。
すると、
爪が刺さったか何かで先に傷が塞がってしまって中で膿んでいるのかも、と。
そして、
動画みただけで、最近痩せたんじゃないか?、とか、毛並みが悪いので、どっか別のところも悪そう、と。
その通りです、、、、。
食欲はあるけど、最近痩せた。
喧嘩の傷のせいかな、と思ってたけど、毛並みも悪い。
先生によると、手は、その内、膿が割れて出てくるか、自分で割くかも。
実際に見てみないとちゃんとしたことは言えないので、一度連れてこれるなら、連れて来てみて、と。
数日後にうちに来たKJ
ご飯を食べに現れたKJ。
普通に歩いているのです!
治ったの?
手を見てみると、傷が出来ていて、膿が出ていました。
自分で割いたか、瘻となって出て来たのかは不明です。
可能な限り、患部周辺を押して、中に膿が貯まっていないか確認しましたが、ちゃんと自分で出せたようです。
毛並みも気持ち良くなっている感じがして、元気を取り戻し、クロに向ける因縁のにらみの覇気が強まったように思います。
周囲に膿の塊があったので、それを除去して、抗生剤の軟膏を塗りました。
自分で舐めれるので、軟膏を塗った後は、しばらくしてから拭き取っておきました。
中でしばらく貯まっていた膿だったので、多少の残りが付着しているくらいの膿でも臭いは結構すごかったです。
まだ腫れているですが、膿が出て一安心です。
終わりに
猫の引っかき傷や咬み傷から侵入するバイ菌は、嫌気性菌と呼ばれる部類のもので、空気に触れると死滅しますが、空気に触れない(カサブタで塞がれる、傷を覆う)と、菌の増殖でかえって悪化することがあります。
以前に、クロといううちに来ている黒猫の野良のエピソードも参考になると思いますので、よろしければご覧ください。こちら。
今回は、小さな傷だったようで、傷が先に塞がってしまって、怪我の部分を見つけることができませんでした。
今回は、うちに来て慣れているとはいえ、基本野良の子を病院に連れて行くのは物理的にも、金銭的にも考えさせられた一件でした(病院には連れて行きませんでしたが)。
野生の生命力の凄さを目の当たりにしたと同時に、どこまで手を出すかの見極めが難しいな、と感じました。
KJは、まだ完治していませんので、今後も経過を観察して、悪化しないように可能な限りサポートしようと考えています。
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