【敵を知る】ノミ飼育3〜7日後の様子、孵化し幼虫へ
こんにちは、あやコマです。
敵を知るシリーズ、ノミの卵を採取し幼虫→蛹→成虫までの成長過程を観察する実験です。
ノミ卵を採取し、観察の方法等についての記事はこちら。
今回は、3〜7日目の様子をレポートします。
結論を言いますと、孵化しました!
ノミ取りはよくやっていて、成虫の雌雄や卵は見たことがありましたが、幼虫は初めて見ました。
YouTubeにも、いろんな方が捕まえて情報提供してくださっていて、事前にどんなものかを確認していましたが、実際見ると、あまり良いものではありませんねw。
そして、孵化した幼虫の様子を動画にしました。モノサシをあてて、体大の大きさがイメージできるように撮ってみたのですが、大きさや質感が伝われば幸いです。
実際の映像は動画をどうぞ↓。
再確認・この実験の意義と目的
この実験は、あくまでも敵であるノミの生態を把握して、愛猫と自身や家族を守る意識を高めるきっかけになればと思い、ブログや動画を作成しています。
ノミのことは嫌いでも、ノミがいる猫のことは嫌いにならないで下さい。
ノミの生態について
ノミのライフサイクルは、「卵→幼虫→さなぎ→成虫」。
卵は約2日でかえり、
幼虫は約6日、
さなぎは6~15日で成虫になります。
ネコノミは、ネコやイヌの体に卵を産み付けますが、卵は高温に弱いため体の上で発育できず、畳や床下のゴミの間などに落下し、そこで孵化して育ちます。
成虫は、跳躍力が非常に優れており、体長の200倍も跳ねることが可能です。
「アース害虫駆除なんでも辞典」より
https://www.earth.jp/gaichu/knowledge/nomi/
卵は床に落ちて孵化するのか?!
通りで!
ノミ櫛している時に幼虫は捕まえたことがなかった!
孵化した幼虫
実際にサンプルを採取して観察し始めたところ、3日目で卵が孵りました。
その時の気温は23度、湿度75%くらい。
その翌日、4日目。
この日は大変暑い日となりました。室内温度計で28度、湿度は78%(夜の時点で)。
気温が上がることで一気に孵化しました。
サンプル②で2匹、③で3匹の卵が孵化したのです。
気温がちょっと上がるだけで孵化が加速することを目の当たりにしました。
寒いと空気が乾燥して埃っぽくなるから、掃除しないと!という気になるけど。
暑くて湿度が高いと、そんなに埃が舞い上がらないので、乾燥時よりも掃除しないかも。
幼虫は、みるみる大きくなって行き、7日目には結構大きくなっていました(動画の4:07あたり)。
成虫採取時に、猫の毛及びフケとノミ糞も一緒にカプセルの中に入れておいたので、幼虫のご飯はそれで大丈夫かな、と考えております。
実際に、孵化したカプセルは、当初よりもふけやノミ糞が減っていました。
今後の展開
現在、幼虫となりさなぎへの変態待ちなのですが、Wikipediaによると、
「3齢幼虫は糸を吐いて繭を作り、その中で蛹になる。ヒトや動物が近くに来るのを待ち構え、気配を察知するとすばやく羽化し成虫となり、飛び移って吸血を始める。」と。
Wikipedia 「ノミ」より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%9F
ということは、
人柱が必要、、、、。
実際、それが本当なのか、そんな急速に変態して吸血をするのか、ちょっと興味があります。
取り急ぎ、幼虫をさなぎになるまでちゃんと育てようと思います。
今後の展開にご期待ください!
それでは!
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