猫に装着したマイクロチップの役割【個体識別、GPS?】
こんにちは、あやコマです。
今回は、ペットへのマイクロチップ使用について調べたことを共有します。
私は、てっきりGPSが付いていて、リアルタイムでどこにいるのか分かるものだと勝手な思い違いをしていました。
結論として、現時点で、マイクロチップは、個体識別番号と飼い主情報のみが分かる、ということです。
では、マイクロチップを検討したきっかけと、動物病院で教えてもらった現状、リアルタイムGPSで居場所を知るためのツールについて紹介します。
最近、大きな地震があったりするので、災害時のペット対策として検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
参考になればと思います。
マイクロチップを検討したきっかけ
先日、愛猫のコマが夜中に外出しまして。
いつもなら朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんの時間になれば、必ず帰ってきてご飯を食べるのですが、その日は朝も昼もいないければ、夜ごはんの時間になっても帰ってきませんでした。
何かあったのではないか、と、とても心配になりました。
結果、無事帰ってきたのですが、こんなに長く帰ってきたことがなかったので、コマの行動範囲を把握しておきたい、と思ったのです。
ちょうど、動物病院にフロントラインを処方してもらいに行くタイミングだったので、ついでに動物病院でマイクロチップについて教えていただきました。
動物病院で教えてもらったこと
- 全ての動物病院でマイクロチップの挿入をやっていない。
- ペットショップ等から受け入れた場合は、マイクロチップを付けるのが必須になっているが、専用の読み取り機械がないとチップの情報が読みれない。
- 「保護した動物を市役所や警察に連れて行くと、識別番号と飼い主の連絡先がわかって、飼い主に連絡ができる」、ということだが、チップのメーカーごとに読み取り機が異なるので、自治体も全てを網羅していないと思われる。
- 各自治体で体制がある場合もあるかもしれないが、ほとんど対応できていないのが現状。
とのことです。
マイクロチップでできること
マイクロチップでできることは、「飼い主を識別するためのID番号」をチップに登録するのみです。
ID番号を知るためには、特定の読み取り機械が必要で、メーカーによって機器は異なります(統一読み取り機は、現在ない)。
<メリット>
- ペットが迷子になった、または、はぐれてしまって、誰かに保護されて動物病院や自治体に持ち込まれた時に、ID番号に登録されている飼い主に連絡することができる。
- 機械が対応していなくてIDが分からなかったとしても、チップが入っていることで、飼い主がいると判断されて、殺処分されない(可能性が高い)。
環境省HPによると、結構整備もできてて、どの自治体も「やってるぜ!」のような雰囲気なのですが、現状はそうでもないようです。
てか、ID番号、刺青にすれば良いのでは?
マイナンバーのように、ペットにも受け入れた時に番号を付与すればね。
そして、市役所に登録できればね。
ついでに、ペット扶養の対象にしれくれ(笑)
GPS機能付きの首輪
リアルタイムGPSで居場所を知るには、やはりGPS付き首輪が現実的です。
販売されていて、良さそうなものをいくつか紹介します。
Catlog
国産!
Bluethoothを使っての通信なので、GPSで終えるのは約60平米まで。
室内飼い専門ですね。
スマホアプリで活動量や体調管理もできる!と言うことで、居場所把握より、体調把握に特化したものです。
「月額580円 猫バカプラン」というサブスクサービスあり。
過去データ閲覧や行動種別の記録が可能とのこと。サブスク併用で本体代が少し安くなるようです。
tractive
本体:49.99€、月額(プランによる)3.75〜7.99€
開発元は、オーストリア。
pawtrack
本体:49.99USD、サブスク最初の12ヶ月無料、以降要月額(プランによる)
発売元:UK
上記2つは、
これこそ求めている機能!
世界中どこにいても猫の場所を知れる!
リアルタイムにモニタリングしたければ、サブスク必須。
高いなー、、、。
<番外編>
PlusCycle
PLUSCYCLE HP:https://pluscycle.jp/
居場所はわかりませんが、健康管理ができて、これは良さそうです。国産!
動物病院が作った活動量計。
スマホアプリ(Android、iOS対応)、動物病院と連携できる。
ボタン電池式で、通常使用で3〜4ヶ月使用可能。
まとめ
マイクロチップでできること、現状、GPS機器について紹介しました。
マイクロチップ装着については、インフラ整備がまだまだなのが現状のようです。
しかし、チップ装着によって、はぐれた際に再会できる可能性は上がります。
また、GPSに関しては、首輪への装着がが必須です。
ウチの愛猫コマは、首輪が大嫌いで、首輪をつけることができません。
こういったGPSデバイスを使用したり、アナログに名札を付けるにしても、小さい時に首輪に慣れさせておくことは大事だな、と感じました。
様々な対策の参考になれば幸いです。
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