猫がマーキング(スプレー)する理由とその対策
こんにちは、あやコマです。
オス猫によるスプレーのマーキングは、本能によるものなので止めることができません。
去勢により落ち着くこともありますが、腹いせや嫌がらせをする性悪wの猫だったり、不安や葛藤による転位行動としてスプレーする猫もいます。
また、スプレーだけでなく、腰を据えて布団や洋服の上でおしっこしてしまう猫もいます。
そういった猫ション対策として、実際やってみてよかった先手の方法を紹介します。
オス猫を迎えたての方、スプレーされて困っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
マーキングの種類とその理由
猫のマーキングは
・顔のこすり付け
・爪研ぎ
・尿(スプレー)、糞
によって自分の存在や所有等をアピールします。
その主な理由としては、
・性的行動(メス猫へのアピール)
・防衛、威嚇(縄張りアピール)
・不安、葛藤の転位行動
となります。
対策
スプレーによるマーキングをやめさせることは難しいです。
去勢によって軽減されることもありますが、他の猫等によって自分の縄張りに入られたor入られる恐れがあると、猫はスプレーせずにはいられません。
また、かまって欲しい気持ちが昇華されなかった時、「ふん、このやろー!」的な感じでスプレーするときがあります。
対策として、
・スプレーする高さ(床から45cmくらい)はスプレーを掃除しやすい素材のものにする。
以前に、ペットシーツや透明シートによる防御について(こちら)も書きましたが、併せてスプレーされてしまう高さの部分や、いつもスプレーしてしまう箇所は掃除しやすい素材のものにしておくことで、掃除の際のストレスが軽減します。
猫ションの臭い消しについての記事は、こちら
うちの場合:老黒猫♂と若キジトラ♂
私の家には、野良猫の老黒猫♂と若キジトラ♂が出入りしております。
どちらも人懐っこく、それぞれ私と仲良くなったので出入りを許可しています。
初期の頃は、互いに縄張り争いのために部屋の中で喧嘩したりしていましたが、最近では完全和解はしておりませんが、冷戦状態で肉弾戦はしなくなりました。
私の部屋を、とりあえず2匹の場所、ということで落ち着いたようです。
おかげで、他の猫が入って来ようとしたら追い払ってくれるので、私も助かっています。
しかし、互いの主張はスプレーでするようになりました。
老黒猫は、威勢は良いのですが、若キジトラよりもおそらく喧嘩は弱いです。
それのせいか、縄張りの主張が激しく、至る所でスプレーします。
幸い、老黒猫のスプレーは臭いが薄く、残り香がほぼ無い一方、気づくとスプレーされていた!という場合が多いです。
また、ナイロン袋の上におしっこをしたがる、という癖があって、買い物袋を置いておくとその上に座っておしっこをし始めます。
スプレー対策のために、こたつにナイロン製のカバーをかけたところ、感触がナイロン袋に似ていたようで、こたつ布団の上に座っておしっこをされてしまいました。
猫によっては、おしっこしたくなる素材があるみたいなので、その子がどういう癖があるのか見極める必要があるようです。
ちなみに、KJはたまにスプレーしますが、その臭いが強烈です。
ものすごい臭いがします。
壁でもしばらく臭いが残ります。
大体いつもどの辺にかけるのか把握しましたので、ペットシーツを先んじて設置することで問題なく過ごせています。
まとめ
スプレーされる部分は掃除しやすい素材で、ということで、以前に書いたスプレー対策の追加の情報といった感じです。
スプレーについて検索すると、猫にスプレーされた時は怒ってはいけない、と書かれている情報が多いのです。
が、うちの野良たちは躾をされておりませんので、サッと怒ります。
先んじてスプレーの掃除対策をすることで、人間にとってストレスが軽減しますし、対策したところにスプレーされたら、思惑通り!とちょっと嬉しくなります。
対策は見た目の問題もありますので、今回は、掃除しやすい素材にするということを提案いたしました。
参考になれば幸いです。
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