猫の喧嘩の原因と仲裁に入る時のポイント、方法
こんにちは。あやコマです。
さて、これを書いている年の瀬の頃には、繁殖期もひと段落しており、夜な夜な喧嘩に明け暮れる猫たちの声は一切聞こえません。
が、たまに縄張り争いで抗争の音が聞こえてくることもあります。
そこで、猫の喧嘩の原因と仲裁に入る時のポイントについて、経験を踏まえて紹介します。
結論としては、興奮状態の猫の目の前に素の腕や足を持っていかない!ということです。
猫が喧嘩をする原因
猫が喧嘩をする原因は、大きく4つです。
縄張り争い
猫には自分のテリトリーがあります。
これは、人間も同じですね。
自分の家に知らない誰かが入ってきて、勝手にご飯を食べ散らかしたり、自分の布団で勝手に寝始めたら、いやですよねw。
自分の畑の作物勝手にとられたり、猟場に入られるのも、いやですよね。
そういうことです。
なので、自分の縄張りを死守する為に喧嘩をします。
相性が悪い
どうにも仲良くできないヤツw。
職場やご近所?に、そんな相性の悪い人がいたら、気持ちがわかると思います。
視界に入るだけでも腹が立ってくる感覚です。
猫としては、そういう相性の悪い奴とは極力接点を持たないように接触を避けます。
猫は、時間と労力の無駄だと心得ております。
しかし、鉢合わせてしまった場合や、無視しようと思ったけどやっぱ無理!なときは、仕方がありません。
一触即発で、やるしかなかったら、喧嘩してしまうようです。
メスの取り合い
強い奴だけ生き残る。
そんなバトル・ロワイアルが野生のルールです。
強い遺伝子が残っていくのです。
これは、もう、仕方がないのです。
遊びがエスカレート
最初は遊びでじゃれていたのが、ある一発がクリティカル・ヒットしてしまい、どうにも後に引けなくなってしまい、喧嘩が勃発することがあります。
人間の兄弟喧嘩も同様ではないでしょうかw。
やられたらやり返す、のエスカレートです。
また、猫は気分がコロコロ変わる性質があるそうです。
急にビースト・モードに切り替わることがあります。
仲裁の時にやってはいけないこと
猫同士が喧嘩を始めてしまったら、基本的に人間が生身で仲裁に入ってはいけません。
喧嘩で野獣モードになってしまった猫たちは、周りが見えていません。
気が立っており、一触即発の状態です。
目の前に来たもの全てを敵とみなし攻撃します。
足や手で払おうとしたならば、強靭な脚力による瞬発的な体重移動をしながらのヘドバンで、咬みつき攻撃に打撃も加えてきます。併せて、爪の引っかき、あるいは爪の食い込み攻撃を一瞬でくり出してきます。
そして、足や手に穴が空くことになります。
猫の攻撃方法の紹介動画を作ってみました。
喧嘩の時はもっと激しいですがw。
喧嘩の止め方
一番良い方法は、互いの姿を見えなくすることです。
しかし、上述の通り猫の喧嘩は結構激しいので、仲裁に入る際は、ほうきや、さすまた(笑)、盾になりそうな段ボール等で両者の視界を遮り、一旦落ち着かせます。
そして、両者の距離を離して行きます。
視界を遮ったとしても、野獣モードがおさまらず、臨戦態勢が続いている場合があります。
喧嘩相手を物理的な距離をとったからもう大丈夫だろう、と思ったら大間違いです。
臨戦態勢継続の野獣モードになっている猫の特徴
・背中や尻尾の毛が逆立っている。
・全身が硬直している。
毛が落ち着いていても、体が硬直していれば野獣モード全開です。
猫に限らず人間も同様と思いますが、攻撃を受けた時に、筋肉を硬直させて体をガードします。
いつもは、ふわふわ、もふもふの猫ちゃんが、「え?こんなに硬くなりますか?」というくらいカッチカチになります。
カッチカチやぞw
全身の硬直状態は臨戦態勢であるということを知っておいてください。
そして、そっとしておいてあげてください。
グルーミングを始めて、自分を落ち着かせる行動に移ります。
そしたら、戦闘解除で、近づいてもOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
について紹介しました。
私は、知らずに生身で仲裁に入ってしまい、足で追い払おうとした瞬間にガブっと咬みつかれ、痛くて反射で足を引き上げてしまったが為に、猫も食いついたままブラーンとぶら下がり状態となり、足の甲に牙と爪による穴が空きました。
動物は、盲目モードになると、もうどうしようもありません。
猫の喧嘩の仲裁では、決して生身で臨まないことです。
参考になれば幸いです。
それでは!
コメント