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マダニの動画と噛まれたらどうなるか、その症状と取り扱いの注意点

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マダニ

マダニの動画と噛まれたらどうなるか、その症状と取り扱いの注意点

こんにちは、あやコマです。

春になり、野山にはマダニが動き始める季節です。

実家がかなり田舎なので、実家猫は、近所の山に探検に出かけるので、たまにマダニを付けて帰ってきます。

マダニを発見してポロッと取れた時の動画が撮れましたので、動くマダニの動画とマダニがどんなものか、そして、噛まれたらどうなるか、罹る恐れのある病気について紹介します。

マダニの生態

マダニは、節足動物門・ダニ類に属する寄生虫です。

詳しく言うと「節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科」

あやコマ
あやコマ

クモ綱です!足が4本あります!!

主に草むらや林などの野生地域に生息し、哺乳類や鳥類などの動物に寄生することが知られています。また、人間にも寄生することがあり、特に春から秋にかけて、活動が活発になります。

マダニに噛まれた時の症状

MSDマニュアルによると

マダニ咬傷しばしば咬傷部位に赤い丘疹を引き起こし、過敏性や肉芽腫性異物反応を誘発することがある。Ornithodoros coriaceus(パハロエヨダニ)というマダニによる咬傷は,局所の小水疱形成,破裂を伴う膿疱,潰瘍形成,および痂皮を引き起こし,局所の様々な程度の腫脹および痛みを伴う。その他のマダニによる咬傷でも同様の反応が生じている。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/22-%E5%A4%96%E5%82%B7%E3%81%A8%E4%B8%AD%E6%AF%92/%E5%88%BA%E5%92%AC%E7%97%87/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8B%E5%92%AC%E5%82%B7
あやコマ
あやコマ

ま、腫れて痛いと言うことです。

マダニに噛まれたまま潰してはいけない理由

ダニ媒介感染症として知られているのは、クリミア・コンゴ出血熱、回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱が知られています(厚生労働省HPより)。

噛まれたまま潰すと、マダニの体液が口から逆流して体内に入る恐れがあります

もし、そのマダニが上記のようなウイルスを保有している場合、感染する恐れがあります。

クリミア・コンゴ出血熱や回帰熱、ダニ媒介脳炎は海外のもので日本ではほどんどみられないものですが、ツツガムシ病、日本紅斑熱は有名で、その中でもペット同居の方は、動物病院等でよく目にするのが重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ではないでしょうか。

いずれも発疹と発熱等を伴うもので、日本紅斑熱と重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は第4類感染症で、インフルエンザの第5類よりも格上です。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

主にSFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome : SFTS)ウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染します。

なので、ダニがSFTSウイルスを持っていなければ、感染することもないのですが、

2013年1月、SFTSの患者(2012年秋に死亡)が国内で初めて確認されて以降、毎年60~100名程度の患者が報告されているとのことです。

日本国内では、これまでに複数のマダニ種(フタトゲチマダニ、ヒゲナガチマダニ 、オオトゲチマダニ、キチマダニ、タカサゴキララマダニ)からSFTSウイルスの遺伝子が検出されていますが、ウイルス保有率は地域や季節によりますが、0~数%とのこと(厚生労働省 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&Aより)。

あやコマ
あやコマ

日本において、マダニのSFTSウイルス保持率が低いとのことですが、注意するに越したことはありません。噛まれると痒いし。罹ると死ぬかもしれないし。

マダニを取ろうとして、誤って口が残ってしまったら

マダニに刺されて、それも無理に取ろうとするとマダニの口が皮膚に刺さったまま残ることがあります。

そのまま置いておいても、より皮膚が腫れたり、治りが遅くなったりするそうで、それ以上のことはないようです。

マダニが自分の皮膚に噛みついているのを発見したら、窒息させるのに軟膏やワセリンで覆う方法が知られているのですが、MSDマニュアルによると効果がないそうです。

とにかく、マダニに噛まれていると気づいたら、焦らず、病院に行って、口が残らないように取ってもらいましょう。

マダニからペットを守る

実家猫は、レボリューションというノミ・ダニ落としをしていたのですが、野山に頻繁に行くのでダニをくっつけて帰って来てしまいます。

ウイルス感染や刺咬による皮膚炎にならないように、動物病院でノミ・ダニ落としを定期的にしておくことが大切です。

動物病院が近くにない場合は、市販のノミ・ダニ落としも販売されています。

動物病院で処方してもらったフロントラインでも、最盛期にノミに効かなかった経験があるので、一番は動物病院で処方してもらうレボリューション+を強くお勧めしますが、入手が難しい場合は、ネットで購入するのも手だと考えます。

噛みついているマダニをとる用具なんかも販売されていますが、病院に行って取ってもらった方がいいと思います。

まとめ

マダニについて調べたことをまとめました。

ワセリンで窒息させるのはよく聞くのですが、効かないんですね。驚きです。

可愛い愛猫をマダニから守る対策、参考になれば幸いです。

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